仏教学科

「人々を魅了しつづけた「仏の教え」を本物の資料をとおして学びます」

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2500年の時を越え、各地の文化と融合しつつ世界に広まった仏教を、思想面から追究するとともに、実践的な研修でさらに理解を深めます。

2500年前インドで生まれた仏教は、各地の文化の影響を受け、また影響を与えつつ、それぞれに特色ある仏教を形づくりながら世界に広がっていきました。本学科では,これを「アジアの仏教と文化」「日本の仏教と文化」の2コースに分け,1年次からの積み上げ学修によって広い知識と多角的視野を養い、3年次からの演習で各自が選んだ専門分野について本格的な研究に取り組みます。
こうした仏教への理解をより深めるため、講義や文献で学ぶだけでなく、仏像製作や修験道、[坐禅、茶道、香道]などを体験する、実践的な科目を導入しました。これらは仏教理解にとどまらず、アジア諸国の文化や日本文化の原点を知るうえでも大きな意味を持っています。
仏教の叡智に学び人間の真実を問う中で、新たな「私」、新たな「世界」が見えてきます。仏教学科では、仏教の思想と文化を学修するための特色ある講義群を通して、「世界」を学び「人間」を問うていきます。

仏教学科


  • 学びのポイント
  • カリキュラム
  • 学びのステップアップ
  • 学科の特徴
  • 教員メッセージ

学びのポイント

「アジアの仏教と文化コース~仏教を育んだ悠久の世界~」「日本の仏教と文化コース~東アジアに華開く魅惑の仏教~」の新たな2コース制を導入

アジア諸地域に広がった仏教は,受容された各地域の風土・歴史的背景・民族的特性などにより極めて多様な展開を見せますが,またそこには仏教という同一の起源に由来する統一性も存在しています。この多様と統一の総体を「仏教アジア」と呼ぶことが出来ます。これを、学修する視点に立って2つに分けたものが、新たに導入された2コースです。

龍谷ミュージアム・龍谷大学アジア仏教文化研究センター・龍谷大学現代インド研究センターとの緊密な連携による学びの深化

龍谷大学では、仏教に関わる3つの最先端の研究機関を相次いで新設しました。先ず、アジア諸地域における仏教の多様性とその現代的可能性を総合的に研究する龍谷大学アジア仏教文化研究センター(略称BARC)、「現代政治に活きるインド思想の伝統」をテーマに現代インドおよび南アジア世界を多角的に研究する龍谷大学現代インド研究センター(略称RINDAS)が2010年に発足し、2011年には日本初の本格的な仏教総合博物館である龍谷ミュージアムがオープンしました。これら諸研究機関による最新の成果が公開される講義・講演会へ参加することで、豊穣な仏教世界をより深く包括的に学んでいきます。

伝統ある6分野を包括した幅広い視点から仏教の真理を追究

倶舎学・唯識学・華厳学・天台学・印度学・西域学という仏教学科伝統の6分野を中心に幅広く学ぶことにより、深遠な仏教の真理を探究します。

仏教研究の最前線を知る「龍谷大学仏教学特別講座」を開講

伝統的な仏教学に現代的な視座を融合させ、学外からも第一線の研究者や仏教者を招いて、最新の研究成果を広く一般に還元する龍谷大学仏教学特別講座は、好評のうちに既に8年間4シリーズに及んでいます。このような社会に開かれた講座に参加することによって、新たな広い視点から仏教を学ぶことができます。

ミュージアム研修や寺院探訪などを通じて仏教を五感で学ぶ

仏像制作や奈良・京都の寺院探訪等々の体験実習を通じて、また龍谷ミュージアムなどで考古資料・美術作品など第一級の実物資料に触れることにより、活きた仏教を体感します。

充実した古典語学の習得プログラム

仏教の専門的研究に不可欠な古典漢文・サンスクリット語・パーリ語・チベット語を、初歩の文法から文献講読に至るまで、着実に身につけることが出来ます。

カリキュラム

2500年の時を超え、各地の文化と融合しつつ世界に広まった仏教を思想面から追及するとともに、実践的な学修でさらに理解を深めます。

カリキュラム

学びのステップアップ

学生一人ひとりの将来の目標に向けて、着実にステップアップ。

仏教学科 4年生

在校生:わたしの学びのステップ

仏教学科

寺院とは関係のない普通の家庭に生まれ、仏教についても全く知りませんでしたが、高校の授業を通して初めて仏教に興味を持ち、龍谷大学に入学しました。不安もありましたが、大学では仏教を一から学ぶカリキュラムが整っていて、基礎から正しく学び、理解することができました。4年間の学生生活で感じたことは、仏教を学ぶということは、学問として学ぶだけではなく人の生き方を学ぶことなのだということです。


仏教という未知の分野から、専門的なインド哲学の政界へ

1年生

必修外国語や心理学、論理学などの一般教養科目を中心に履修しながら、「仏教の思想」・「仏教学基礎演習」の授業で<仏教とは何か?>という基礎の基礎から学びました。

2年生

前年と同様に一般教養科目を中心に履修しながらも、仏教学科の専攻科目も履修。「インド哲学概論」の授業を通じて、インド哲学に興味を持つようになりました。

3年生

大宮キャンパスに移りインド学を中心に扱うゼミに所属し、本格的にインド哲学について研究。静かなキャンパスで、さらに専門的な仏教の授業を履修しました。また卒業論文に備えサンスクリット語を勉強しました。

4年生

一般企業への就職を目指し就職活動。同時に『ヴァイシェーシカ学派の宗教性』というテーマで、サンスクリット語の文献を使用し卒業論文を作成しました。


学科の特徴

1年次と2年次に展開される「基礎演習(A~D)」では、仏教に関わる諸事象を題材に、聞く力・理解する力・話す力・議論する力・調べる力・書く力を育みながら、「課題を探し求める力」、そして「課題を発見する力」を養います。3年次の「演習Ⅰ」では、具体的な研究方法論を学ぶ中で「課題を追求する力」を、4年次の「演習Ⅱ」においては、4年間の「学び」の集大成である卒業論文を完成することで「課題を解決する力」を身につけます。

さらに、「学び」の軸となる上記の「演習」群と並行して、特色ある講義群が展開されます。常に仏典と向き合うことが必要な仏教学の基礎となる「仏教漢文入門」。仏教美術に親しみ、その読み解き方の初歩を身につける「仏教美術(イコノロジー)入門」。仏典を読み、その奥深さや面白さに触れる「講読」群。京都・奈良の仏教やアジア諸地域の仏教を、現地実修(予定)を取り入れながら学ぶ「古都の仏教」「世界の仏教」。仏教の深淵な思想の流れを学ぶ「インド仏教教学史」「日本仏教教学史」等。仏教的視点から現代的課題に取り組む「仏教と人生の課題」。アジアや日本で展開した仏教文化を学ぶ「インドの仏教と文化」「仏教と日本の文化」。そして、龍谷大学の6つの伝統学を学ぶ「特殊講義」群、等々。

こうした「演習」群及びその他の諸講義によって仏教を体系的に学ぶことにより、世界の深さと人間存在(いのち)を見つめ、豊かな人間性と優れた社会適応力を身につけた自己を形成していくところに、本学科の特色があります。

「アジアの仏教と文化コース―仏教を育んだ悠久の世界―」

インドに生まれ、チベット・中央アジア・東南アジアの諸地域に展開した仏教の思想と文化を学修。

インド哲学・初期仏教・アビダルマ仏教・大乗仏教・西域仏教等の伝統学を学ぶと共に,これらの教義思想を背景に展開した仏教文化の精髄を学修します。

「日本の仏教と文化コース―東アジアに華開く魅惑の仏教―」

中国・朝鮮半島そして日本で展開した仏教の思想と文化を学修。

倶舎・唯識・華厳・天台等の伝統学を学ぶと共に,これらの教義思想を背景に展開した仏教文化の精髄を学修します。

教員メッセージ

能仁 正顕 教授
能仁 正顕 教授

個性豊かな仏弟子たちから学ぶ、
問題の解決法と成長。

仏典には個性豊かな仏弟子たちが登場します。居眠りを注意されて発奮し修行に励んだアヌルッダ、他人からどのように非難されようともボロを着続け少欲知足を貫いたマハーカッサパ、情にもろく失敗を繰り返しながらも誰よりも教えを聞き人に伝えたアーナンダ…
彼らの人間味あふれる言動は、仏教そのものを表現しているといえるでしょう。アーナンダとはサンスクリット語で「喜び」を意味します。原語の意味や文化的背景がわかるようになると仏典を読むことが楽しくなります。誰しも失敗や欠点はなくしたいものですが、彼らの失敗や欠点が自身を成長させ輝かせる個性となっていることに気づきます。私たちも、仏教の学びをとおして聞く力を身につけることにより、きっと直面するさまざまな問題の解決法を見出すことができるでしょう。


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