歴史学科 仏教史学専攻

私たちの精神の根底にある「仏教」の歴史を知ることによって人間とは?仏教とは?という本質的な問いを探究します。

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仏教史学は、日本をはじめアジア各国から欧米にまで広がる仏教が、それぞれの時代・地域の中でどのように受け入れられ、展開してきたのかを、歴史的な視点から考察することを通じて「人間とは?」「仏教とは?」という、現代に生きる私たちにとっても深い意味を持つ本質的な問いを探究する学問です。

仏教はさまざまな姿、あり方をもって歴史社会の中で展開してきました。それだけに歴史学だけでなく、宗教学や政治学、経済学、美学、工学などの隣接する諸科学を幅広く学ぶことが望まれます。また、史料・文献を読み解くための漢文や中国語・サンスクリット語・英語などの語学も大切です。このように仏教の思想、史料・文献、仏像・絵画・建築、言語など多彩な切り口から学ぶことができるのも、仏教史学の魅力といっていいでしょう。
仏教史学を学ぶことによって、歴史に対する理解のみならず、人間にかかわる総合的な認識・教養を身につけてください。

歴史学科 仏教史学専攻


  • 学びのポイント
  • カリキュラム
  • 学びのステップアップ
  • 学科の特徴
  • 教員・学生メッセージ

学びのポイント

仏教をひもとき、現代・将来における役割と可能性を考える

それぞれの時代・地域で人々に希望を与えてきた仏教。その歴史を学びながら、現代社会における仏教の役割・可能性を探究します。

政治・思想・言語・美術等、多角的なアプローチで理解する

史料・文献を読むための漢文・中国語・サンスクリット語等の語学を習得し、仏教と社会との関係をさまざまな切り口から研究します。

京都の地の利を最大限に活かした調査・研究活動を展開

史跡豊かな京都は仏教史を学ぶのに絶好の環境です。寺社仏閣の訪問等で「仏教」を肌で感じながら、調査・研究に取り組めます。

広い視野で“ 自分らしい生き方 ”を考えられる教養と人格を育成

グローバルに問題を把握し、その改善・解決に向けて、自分らしい生き方を考えられる高い教養とバランスの取れた人格を育みます。

カリキュラム

わたしたちの精神の根底にある「仏教」の歴史を知ることによって人間とは?仏教とは?という本質的な問いを探究します。

学びのステップアップ

学生一人ひとりの将来の目標に向けて、着実にステップアップ。

歴史学科 東洋史学専攻 4年生

在校生:わたしの学びのステップ

歴史学科 仏教史学専攻

小さな頃、住職を務める父と一緒に檀家さんのところへ行くことが楽しみでした。その父から「仏教は面白い」とすすめられたことが、仏教史学を専攻するきっかけになりました。入学後、仏陀のことば等の課題図書を読み重ねるうちに“人の考えを聞く楽しさ”を知り、史学そのものに興味を持つようになりました。


史学を学んでいくなかで“仏教の奥深さ”を知り、その教えを広めたいと思うようになりました。

1年生

「基礎演習」で漢文の読解やお寺の歴史背景を探る等、これまで知らなかった物事を学ぶことができ、とても新鮮さを感じました。

2年生

「西域仏教史」や「日本仏教史」を学んでいくなかで“蓮如上人”の存在を知り、今後は蓮如思想について探究していきたいと思うようになりました。

3年生

日本中世仏教史のゼミでは、興味があった蓮如上人の研究をはじめました。さらに、仏教にかかわる哲学科等の講義も受講でき、仏教について多角的な視点を身につけられました。

4年生

卒業論文で“蓮如思想の歴史的意義”をテーマに研究するうち、さらなる探求心が芽生えてきました。卒業後は龍谷大学の大学院にすすんで仏教の教義を学び、将来は布教使を目指します。


学科の特徴

仏教の学びを通して異文化理解を深め自己を知る、そして世界へ。

1~2年生では仏教の源流であるインド哲学、仏教教学、仏教文化学等を総合的に学び、3年生からのゼミで各自が選んだ研究テーマについて大きく3つのコースに分かれて学びます。

教員メッセージ

中西 直樹 教授
中西 直樹 教授

時代の変化を仏教の普遍的立場から読みとく

紀元前5~6世紀頃にインドで成立した仏教は、その後アジア各地に広まり、やがて日本へも伝来しました。現在、仏教は欧米にも伝播し、さまざまな様相を見せ展開しています。このように、長い歴史を有し世界各地に広まった仏教の諸相を、仏教の普遍性に着目しつつ、総合的に把握しようとする学問が仏教史学です。みなさんには余りなじみのない学問かもしれません。しかし、単に時代の変化を客観的にたどるだけでなく、その変化を見通す主体的な姿勢を仏教の普遍的立場への理解を通じて身につけることは、大いに意義のあることです。本学が、他に例を見ない「仏教史学専攻」を設置しているのも、このためなのです。


学生メッセージ

歴史学科 仏教史学専攻 3年生
歴史学科 仏教史学専攻

チベットに興味を持ち、市川ゼミを選択しました。チベットと日本のかかわりについて研究しています。

高校時代に習っていた茶道の先生がダライ・ラマの前でお手前を披露されたと聞き、チベットに興味を持つようになりました。大学2年生の時、教養科目「アジア文化B」の授業でチベットについて学び、その面白さに惹かれました。そして、チベットを本格的に学ぼうと、中央アジアを専門にされている市川先生のゼミを選びました。先生のゼミでは学生一人ひとりが興味あることを研究することができ、わたしは明治時代、日本人として初めてラサに入った川口慧海という僧侶を通じて、チベットと日本のかかわりについて研究しています。3年生の夏休みには2週間、実際にチベットへ行き、チベット人のやさしさを知り、また子どもたちの信仰心の篤さ等、日本では考えられないことに触れ、ますますチベットが好きになりました。今後、チベット語や中国語を勉強し、将来はチベット製品を輸入する等してチベットの文化を日本に広めたいと思っています。


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