歴史学科 東洋史学専攻

漢字文化圏やイスラーム文化圏の諸言語を習得しながら、広大なアジア全域の歴史・文化を学び、研究を深めてゆきます。

かつての東洋史学は中国史が中心となってきましたが、実は東は朝鮮半島から西はイスラーム文化圏を含む西アジアまで、広大なアジア全域の歴史を対象とする学問です。ですから基本的に必要な英語や中国語に加え、努力しだいでアラビア語やペルシャ語などを修得すると、さらに知識は深くなります。歴史は知識の集合体ですから、語学はもとより文学や思想など幅広く学ぶことができます。また、アジアの歴史を学ぶことによって、日本の伝統や習慣のルーツを再発見するなど、思わぬ成果を得ることもあります。東洋史学専攻では、学生同士がお互いの研究成果を発表し合ったり、ビデオやDVDといった映像メディアによる授業を行うなど、つねに興味深く学べる環境づくりに努めています。
中国や韓国、ロシア、タイなどへ留学する学生、逆に海外からやってくる留学生や訪問客も数多く、国際的な教育・研究の場が広がっています。

歴史学科 東洋史学専攻


  • 学びのポイント
  • カリキュラム
  • 学びのステップアップ
  • 学科の特徴
  • 教員メッセージ

学びのポイント

東アジアからイスラーム文化圏まで、広大な地域の歴史を研究

朝鮮半島から西アジア・北アフリカまでの地域と、古代から近代まで数千年にわたる時代の歴史が、研究の対象です。

段階的なカリキュラムで目標へ確実にステップアップ

的確なテーマを定め研究目標にアプローチできるよう、基礎的な知識の吸収から史料の収集・分析法、研究発表までを学びます。

諸外国の研究機関と学術交流や留学を活発に展開

最新のテーマや情報をスピーディに入手するため、諸外国の研究機関・学会と活発に交流。海外留学や現地調査もサポートします。

語学習得から研究会参加まで全面的にバックアップ

古代漢語をはじめ、アラビア語、ペルシア語等、史料の読解に必要な語学を習得。研究会への参加もバックアップします。

カリキュラム

漢字文化圏やイスラーム文化圏の諸言語を習得しながら、広大なアジアの歴史・文化を学び、研究を深めてゆきます。

学びのステップアップ

学生一人ひとりの将来の目標に向けて、着実にステップアップ。

歴史学科 東洋史学専攻 4年生

在校生:わたしの学びのステップ

歴史学科 東洋史学専攻

高校生の時、教科書に載っていない中国の歴史背景や実像について、日本史の先生から教えてもらいました。そのときに聞いたエピソードに魅了され、東洋史をもっと学びたいと思い龍谷大学への進学を決めました。東洋史を学ぶことで視野が広がり、将来の目標にもつながりました。


東洋史は知れば知るほど面白い世界です。物事のとらえ方が変わり、世界観が広がりました。

1年生

はじめて中国語を学び、その難しさを痛感。先生のすすめで学内で開催される中国語のスピーチコンテストに参加しました。精一杯練習した結果、中国語が上達し自信が持てるようになりました。

2年生

中国語は深く東洋史を学ぶために必要なものです。中国語専修クラスに入る等、習得に専念しました。また、上海へ3週間の短期留学に参加しました。

3年生

2年生の留学時に語学力不足を感じ、克服したいと思い、1年間の中国交換留学をしました。実践的な語学力のほか、異文化交流を通して物事を多角的に見る力が養えました。

4年生

中国の大連への留学を通して中国東北の歴史に興味を持ち、帰国後は木田先生の下で中国近代の歴史を学んでいます。今は「東北三省の近代化政策について」という研究テーマで卒業論文の作成に取り組んでいます。


学科の特徴

[講義内容] 興味や目標に応じて専門的な学びを選択できます。

講義のようす

中国史の文献を扱うにあたって必要となる中国史史料学の基本知識の修得を目指します。本講義では、特に史部「目録学」分野の代表的な史料文献のほか、「叢書」や「政書」「類書」を主な対象とし、その「史料」としての具体的な様態を中心に、実際の運用方法について詳しく解説していきます。唐宋を中心に、中国近世史の史料を取り扱い、加えて中国史部目録学の概要と歴代の蔵書の歴史、および初歩的な古代漢語(古典漢文)の語法についても対象とします。最終的には史料文献を実践活用できることが最も肝要であり、実際にいくつかの史料文献を読みます。また史料原典の扱い方に習熟するために博物館等の展示を参観することもあります。


講義のようす

イスラーム時代に入ってからの西アジア諸地域の歴史を研究する際、主な史料言語のひとつはアラビア語です。アラビア語はイスラームの啓典『コーラン』の言語であり、その語彙はトルコ語やペルシア語といった言語にも入り込んでいるからです。前期の講義では、アラビア文字の発音や綴り方、アラビア語の基礎的な文法を学び、簡単な読み物を講読します。講読を通してアラビア語の正確な読解力を身につけます。後期の講義では、アラビア語の基本的な文法を続けて学び、マムルーク朝期に執筆された史書を講読します。アラビア語史料の正確な読解力を身につけるとともに、史料からわかるエジプトやシリアの歴史についても目を向けていきます。


教員メッセージ

都築 晶子 教授
木田 知生 教授

今こそアジアの過去と現在に注目しよう

アジアは、東アジア・東南アジア・南アジア・北アジア・西アジア・中央アジアに大きく分類されます。近年、アジアの諸地域が世界の注目の的となっていますが、それは、この地域の動向が世界の将来に大きく関わっているからに他なりません。アジアを抜きにして世界の未来を語ることは、もはや出来なくなっているのです。

わが日本は、そのアジアの中でも東アジアに位置しています。日本の近未来を考える時、アジアの歴史と文化に関心を持たざるを得ません。つまり、現代日本の我々には、しっかりとアジアの歴史を見つめ、着実に理解を深めることが求められているのです。

さあ、あなたも我々と一緒にアジアの歴史を学びましょう。


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