哲学科 教育学専攻

人間本来の生き方、成長・発達のメカニズム、そして心の問題
総合的な人間学をベースに教育にアプローチします

教育学専攻では、まず、深い人間理解に基づいた教育についての基本的な考え方、見識を養い、3年次からは「教育学」「教育心理学」の2コースに分かれて専門を究めていきます。総合的な人間学を研究のベースにしているのは、戦前からの伝統をもつ教育学専攻の特色の一つで、技術的な側面を学ぶより、教育学そのものを専門的に学修・研究することに重点をおいているからです。
カリキュラムは、学生一人ひとりの興味・関心に応じて学べるよう、教育哲学や教育社会学、異文化間教育学、教育心理学など、教育の本質を追究する科目から生涯学習・国際化社会・宗教や心の問題などの現代的なテーマに対応したものまで、幅広い科目を用意しています。教職だけでなく、心理学関連の仕事や社会教育主事、あるいは生涯学習に関わるボランティアなどをめざす目的意識をもった人に役立つ、広がりと深さをもたせています。

哲学科 教育学専攻


  • 学びのポイント
  • カリキュラム
  • 学びのステップアップ
  • 教員・学生メッセージ

学びのポイント

「総合的な人間学」の視点から教育を多角的に追究

教育には、人間に関する総合的な学びが不可欠です。人間の成長・発達に関心を寄せ、広い視野から一人ひとりの生き方を探究します。

教育学と心理学の両面から専門的に学ぶ2コースを設置

教育の理念、学校教育の方法や比較、社会や文化との関係、生涯教育等について学ぶ「教育学コース」と発達や学習・認知のメカニズム等を学ぶ「教育心理学コース」の2コースを設けています。

学校や社会教育施設等も含めた様々なフィールドでの実践を重視し、そのためのプログラムを導入

多様なフィールドにおける学びを視野に入れた、実践的研究の機会を提供します。

小学校・中学校・高等学校教諭や社会教育主事、認定心理士等の幅広い資格取得に対応

学校教育や社会教育施設、生涯学習ネットワーク等に関する専門的見識や実践力の養成と各種資格の取得を支援します。

カリキュラム

人間本来の生き方、成長・発達のメカニズム、そして心の問題等の総合的な人間学をベースに教育にアプローチします。

カリキュラム

学びのステップアップ

学生一人ひとりの将来の目標に向けて、着実にステップアップ。

哲学科 教育学専攻 4年生

在校生:わたしの学びのステップ

哲学科 教育学専攻

3年生の時、宇治市立平盛小学校でボランティアとして週1回、授業の補助をし、その経験が先生という職業の魅力を再確認させてくれました。教員採用試験に合格し、滋賀県で小学校の先生として働くことが決まりました。先生とは、10年後、20年後の日本を支える世代を育てていく仕事です。教壇に立てることを今から楽しみにしています。


教員になるという目標に向けて、充実した4年間を過ごしました。

1年生

「心の科学」という授業が特に印象に残っています。そのなかで知った「マズローの欲求階層説」は教員採用試験の時にも役立ちました。
※マズローの欲求階層説/人間の欲求はピラミッド型の5階層に分かれ、ひとつクリアすれば次の高次の欲求を満たそうとしていくという説。

2年生

3年生から採用試験の勉強に集中するため、「特別活動論」や「教育課程論」等の教職課程科目を多く取りました。深草から大宮キャンパスへ移動し学びました。

3年生

教職課程科目の「社会科教育法」や「生徒指導論」がとても参考になりました。「教育実践研究」では実際に先生として学生の前で授業をしました。

4年生

甲賀市立信楽中学校で教育実習を行いました。地理を教えたのですが、わたしが当たり前だと思っていることが生徒にはそうでないという教えることの難しさを知りました。


教員メッセージ

郷式 徹 教授
郷式 徹 教授

ミクロレベルからマクロレベルまでの教育現象の探求

ほとんどの人は学校での勉強を「教育」だと考えているのではないでしょうか?しかし、それは学校教育という広い意味での教育の一部です。「教える」行為は人の関わるあらゆる場面に起こります。教育学は、学校教育に限らず、個人レベルの行為から家族や友達などの集団や学校などの組織、さらには社会構造に至るまで、教える・教わることを理解するための学問です。そして、これまで持っていた常識や思い込みを揺さぶることがその本質です。なお、哲学科教育学専攻は、他の専攻よりも教員になりやすいわけではありません。教育とは関係のない職業につく先輩も多数います。それは、教育学を学ぶことが、社会を見る目やコミュニケーションの能力を身につけることを目指しているからです。


学生メッセージ

哲学科 教育学専攻 3年生
哲学科 教育学専攻

いろいろな活動に参加して、さまざまな人と出会ってください。

教育学コースだからといって必ずしも教員を目指す必要はないと思います。必要なのは教育への関心です。それさえあれば、哲学や社会学、心理学等いろいろな学びと出合えて楽しいですよ。また、さまざまな人との出会いも魅力的ですが、そのためには外に出ることも大切です。わたしはBBSというサークルに入っていて、週3回「学び教室」を開き、地元の砂川小学校の図書館で子どもたちに宿題の解き方を教え、その後は折り紙や本読み、トランプ等をして交流し、いろいろなことを学んでいます。みなさんも入学したら、何かの活動に参加してください。


哲学科 教育学専攻 3年生
哲学科 教育学専攻

中学校で授業のボランティアをして、現場でしかわからないことをたくさん学んでいます。

今、ゼミのフィールドワークで京都市立陶化中学校へ行ったのをきっかけに同校で週1回社会、国語、書写の授業のボランティアをしています。ゼミ等で学んだことを活かせるし、また、黒板の使い方や声の出し方等現場に行ってわかることがたくさんあります。こうした経験を踏まえ、卒業論文では「生徒にわかる授業」について研究してみようと思っています。哲学という観点から教育を考える等、哲学科のなかに教育学コースがあることはとても意義深いと思います。さらにわたしは、成長するためには他人の意見を吸収することが大切だということを学ぶなかで知りました。


哲学科 教育学専攻 3年生
哲学科 教育学専攻

龍谷大学だからこそ身についた精神。道徳面をきちんと教えられる教員を目指して。

1年生の時に「仏教の思想」という講義を受けたのですが、「命とは何か」等仏教の学びは教育に通ずる点が多く、教育学だけでは学べない姿勢を身につけることができました。また、わたしは卒業論文で「筆順と学力の関係性」について研究したいと思っており、その理由も「国語科教育法」というみんなの前で模擬授業をする講義において、各々の筆順の違いに驚かされたのがきっかけです。筆順が間違っていても学力の高い人や文字のきれいな人は大勢います。だとしたら筆順の必要性とは何なのか、まだ仮定の段階ですが今から研究がとても楽しみです。


哲学科 教育学専攻 3年生
哲学科 教育学専攻

高齢者と子どもをつなぐ、その手助けをしたい。

文学部のなかに教育学がある利点は、心理学や教育哲学、生涯教育等幅広い分野が学べることです。さまざまな授業を受け、わたしは「幼老統合ケア」を卒業論文のテーマにしました。近年、高齢者と子どもの接点が少なくなってきており、老人ホームに幼稚園を併設する等、世代間交流をすすめようという動きが注目されています。子どもに老いに対する価値観を育ませることができる等の効果があるとされているからです。株式会社ベネッセスタイルケアの内定が決まり、ここで高齢者と子どもをつなぐ、その手助けができればと思っています。


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