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Faculty of Letters

文学部

吾勝 常行

吾勝 常行
教員氏名
吾勝 常行 教授
専門分野
ビハーラ、仏教カウンセリング

研究内容を教えてください。

ビハーラとはサンスクリット語(インドの古語)で、休養の場所、気晴らしをすること、寺院などの意味を持つ言葉です。今から30年ほど前に京都で誕生しましたが、当時は仏教を背景としたターミナルケア施設の呼称として使われました。現在では狭義・広義・最広義に分類され、仏教者支援活動、地域援助として展開しています。研究内容として、ビハーラを対人援助、地域援助の方法の一つとして位置づけ、医療・福祉領域を主な対象として、仏教の人間観に基づくカウンセリングの視点から総合的に研究をすすめています。

専門分野のおもしろさは何ですか。

限られた時間の中で、ひとはどう生きるのか?それを教えてくれるのがビハーラです。自分の死が迫る中、「生ききる」その姿にとても感動します。自分への向き合い方、時間の使い方が違うのです。死は誰にでも平等に訪れます。死から「生きる」を考える、それがビハーラです。しかも対象が高齢者だけではありません。世代間交流には、子どもたちも含まれます。子育て支援などもあり、ビハーラは子どもから高齢者までを対象とし、幅広く人々との交流と未来への可能性をもつところにそのおもしろさを感じます。

なぜその分野を専門として選ばれましたか。

「笑顔に出会える」、それが選択理由のひとつです。病院のベッドの上で、人に言えない痛みや辛さをかかえている患者さんから笑顔をもらえる。その笑顔は、痛みや辛さを忘れられる一瞬の輝きです。「生ききる」ことへの希望です。さらに、子育て支援では、子育てに悩むお母さんたちとの交流を通して、乳幼児期の子どもたちの笑顔に触れることができます。ビハーラではそのような素敵な笑顔に出会うことができます。

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