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Faculty of Letters

文学部

藤田 保幸

藤田 保幸
教員氏名
藤田 保幸 教授
専門分野
日本語学

研究内容を教えてください。

日本語学の中でも、特に現代日本語の文法論・意味論を中心に研究しています。とりわけ、私の専門は、①現代日本語の引用構文(「~と言う」「~と思う」のような、文中引用句「~と」を含む構文)・話法の研究と②現代日本語の複合助詞(「~について」「~をめぐって」などのような形式)の研究です。その他、③近代日本語の書き言葉、特に森鴎外の初期翻訳作品の言語についても研究を進めています。

専門分野のおもしろさは何ですか。

自分の研究に即して述べると、①の引用構文については、従来あまり研究が進められていなかったので、私の研究はいわば新たな研究分野を切り開いたと位置づけられるものです。その意味で、新しい世界を切り開く面白さ(とともに苦しさ)があります。②の複合助詞は、近現代日本語ではとりわけ発達した形式で、その研究は日本語表現の基幹の一つを明らかにするといった意義と興味深さがあります。③の鴎外の初期翻訳言語の研究は、極めて実証的な手法によるもので、①②のような理論的色合いの強い研究とは違ったある種の“足が地に着いた”地道な研究の面白さを感じています。

なぜその分野を専門として選ばれましたか。

私は、高校時代から古典文法が好きだったので、大学では文法の研究をしたいと思って、文法の専門家が教授として在籍する大学を選んで進学しました。指導教授の専門が現代日本語の文法論であったことと、研究方法のうえでも自分に合っているものを感じて、現代日本語の文法を専攻しましたが、今でも現代語に限らず古典語も含めて、文法全般に興味は持ち続けています。

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