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Graduate School of Letters

文学研究科

専攻紹介



真宗学専攻

真宗学専攻のカリキュラムの構成は、真宗教義の本質を研究する教義学関係、インド・中国・日本にわたる浄土教の教理の歴史的展開を研究する浄土教理史関係、真宗教義の歴史的展開を研究する真宗教学史関係の3本の柱を基軸としてカリキュラムの構成がなされています。そして、そのカリキュラムを補完すべく文献研究を設け、文献の書誌学的・思想的方面からの研究を重視しています。また現代社会の多様化に伴う諸問題に対応し、他分野との学問領域の関連交流をめざし、歴史学、仏教学、哲学の講義を開講しています。博士後期課程では、実践真宗学の研究も推進しています。

龍谷大学真宗学会オリジナルホームページ


仏教学専攻

仏教学専攻のカリキュラム構成は、仏教の教義的特色の研究を総合的・多角的に行う仏教教学、仏教の文化的・歴史的・地域的な展開を研究する仏教文化学、仏教とインド哲学・異思想との対比を研究するインド哲学の3つの演習を基軸にして編成しています。さらに、それを補完するものとして、サンスクリット、パーリ、チベット、漢文による文献研究を配し、文献相互の研究を通して、仏教の基礎を多角的に修得できるようにしています。加えて現代社会の多様化に伴う諸問題にも対応できるよう、関連する他専攻の開講科目も取り入れて、研究分野を広げ学問的関心の多様化にも配慮しています。さらに、日本の大学では数少ない「仏教美術」「西域仏教文化」の研究指導を行っています。


哲学専攻

哲学、倫理学、宗教哲学を柱とする学部のカリキュラムを踏まえ、大学院においては、それぞれのテーマについて一層専門的に研究します。高度な研究能力を育成するために、特殊研究を開講しており、演習や文献研究においては自立した研究活動ができるように指導します。現代は、従来の人間の精神生活を支えてきた価値や規範が大きく揺らぎ、近代科学が達成した成果が、かえって人間を不幸にしてしまうことがあります。こうした困難な問題を明確にとらえ直し、新たな視野を開くためには、哲学という総合的な学問が必要です。哲学専攻では、幅広い視座と根源的視座を両立させ、諸課題を追及していきます。

哲学教室オリジナルホームページ


教育学専攻

本専攻では、教育学領域と教育心理学領域において高度な専門的研究を行います。教育学領域においては、「教育の本質や学校教育の歴史・方法・経営」、「国際化と異文化間教育」、「生涯にわたる教育・学習と社会との関係」の主として3分野で研究を行います。 教育心理学領域においては、「幼児の成長・発達や学校における学習や認知の心理学」について主として研究します。「学校心理士」の資格取得の申請もできるよう準備を進めています。教職や広く教育・研究関係の専門的職業に就くための高度な研究力と実践力を身につけるために、人間の成長・発達と生活圏の拡大を視野に入れながら総合的な教育学を探究します。


臨床心理学専攻

修士課程では、建学の精神にある共生の精神を持ちながら、近接する心理的支援の現場において共働的な臨床実践を実現するため、被支援者にかかわる人間関係を適切に把握し、高度な臨床心理学的専門性を発揮できる人材を養成します。 また博士後期課程では、臨床実践における指導的技能の基礎を把握するとともに、修士課程での研究を発展させ、臨床心理学における社会的な要請に応えるための高度な研究に取組みます。


日本史学専攻

60年以上に及ぶ歴史を持つ本専攻は、政治史をはじめ、仏教史・思想史などの研究分野で多大な実績を挙げ、高い水準の研究をおこなってきました。その伝統を継承しつつ、新しい日本史研究の動向も絶えず注視してして領域を広げ、今日に至っています。カリキュラムは古代史・中世史・近世史・近現代史、日本仏教史(前近代)・日本仏教史(近現代)という時代別・領域別編成の文献史学、ならびに考古学・文化財学・美術史を中核にしています。また、それを補完すべく、民俗学・歴史地理学・法制史などの講義を配しており、さらに研究分野の多様化に対応して、他専攻・他学部との交流・連携も深めています。

2020年度以降入学生対象

本専攻は、政治史をはじめ仏教史・思想史などの分野で、高い水準の教育をおこない、多大な実績を挙げてきました。その伝統を継承しながらも、新しい日本史学研究の動向にも注視して領域を拡げ、今日に至っています。
古代史・中世史・近世史・近現代史・日本仏教史という文献史学の分野と、考古・文化財保存・美術史という主に文化財によって歴史を再構築する分野で、編成しています。また、それらを補完すべく民俗・歴史地理・建築史・法制史などの科目を配し、さらに研究の多様化に対応して、学内外との交流・連携もはかっています。

龍谷大学文化遺産学研究会


東洋史学専攻

本学の大宮図書館には中国の古典籍だけでなく、アジア諸地域の歴史や文化に関する基本文献が豊富に整備されています。特に6000点以上に及ぶ大谷探検隊将来の西域文書も所蔵されており、国内の大学では唯一原文書に接することができます。この豊かな研究環境を利用して実証的な能力を養い、アジアを見つめ、その歴史や文化を深く理解できる能力を伸ばすことを主眼としています。 また近年では、中国文化圏だけでなく、より広く中央アジア、西アジア、南アジアなどイスラーム文化圏の研究領域の充実を図っており、中国語(漢文)文献に加えてペルシア語、アラビア語などの原典を読む技能を習得するためのカリキュラムも組んでいます。


日本語日本文学専攻

日本語と日本文学についての高度な教育と研究を基盤とし、学生の学問的興味や研究テーマに即して学修・研究することができるよう、古典文学(上代から近世までの文学や文化についての研究)、近代文学(明治から現代までの文学についての研究)、情報出版学(日本の書物文化と出版・話芸・演劇などに関する研究)、日本語学(日本語とその歴史、日本語研究の歴史、および日本語教育に関する研究) の4分野にわたって、それぞれに特殊研究、演習、文献研究の科目を開設しています。また、これらの背景となる分野として、言語教育論、日本仏教史、民俗学、中国文学の特殊研究を開設しています。

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英語英米文学専攻

英文学、米文学、英語学および英米文化についての高度な教育と研究を共通の基盤としつつ、一人ひとりの学問的興味や研究テーマに即して学修・ 研究することができるよう、カリキュラムを編成しています。修士課程では修士論文の完成に向けて、授業外でもきめの細かい指導を行い、学部では取得できない専修免許状(英語)を取得し、教員として巣立っていく学生もいます。また博士課程に進学した学生は博士論文の執筆や、より 高度な研究を目指し、課程修了後大学などの教育現場で活躍しています。また研究・教育職以外にも大学院で培った能力を活かし、一般企業で活躍している学生も大勢います。


開講科目一覧(シラバス)

※「対象学部」の項目で「文学研究科」を選択し、検索してください。

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