
「史料を読む」という研究の基礎作業に取り組みながら、東洋史学研究の基礎を学ぶ。
中国世界、さらには東部ユーラシア世界という視点から中国史を見直す。
アラビア語の文字と基本的な文法を習得し、アラビア語で書かれた史料を講読する。
近世ペルシア語で書かれた史料を読み、イランの歴史と文化への理解を深める。
竹本 賢貴さん
歴史学科 東洋史学専攻 4 年生(岡山県立津山高等学校 出身)
西アジアの国や宗教に興味があり、ゼミでは、かつてイラン高原で栄えたサーサーン朝の聖火信仰を研究しました。ゼミでは学生が持ち回りで個人発表を行うのですが、その際、聞き手側の学生も一人一回、必ず質問して いました。発表側のときは質問によって自らの研究課題を明確にでき、質問側のときは課題を見つける観察眼を高めることができました。ゼミ仲間と情報を共有して、互いの研究の精度を高めるなど、コミュニケーションを取りながら作業をすすめる力も養えたと思います。
※過去の卒業論文タイトルより