
文化遺産とは何か? その特徴と守り・伝える意義を学ぶ。
人間の文化的営みの歴史のなかで美術について考える。
遺跡や出土品から考古学の実践的技術と分析方法を学ぶ。
文化遺産学に用いる調査機器やソフトのつかい方を実践で学ぶ。
伊丹 稀星さん
歴史学科 文化遺産学専攻 3年生(四国大学から編入)
本ゼミは、仏教美術をはじめとするさまざまな美術作品に関心をもつ学生で構成されており、作品のプレゼンテーションや論文講読など、多様な視点が身につく授業が展開されています。卒業論文では、江戸時代末期の風俗画を主題とし、受容の流れや当時の庶民文化を研究したいと考えています。取り扱う題材によっては先行研究が乏しく、資料集めやくずし字の読解など道のりは長いですが、新たな視点から作品を評価できる可能性に気づかされることも多いです。
※文化遺産学が関係する分野は多岐にわたります。これは各ゼミ担当教員が学生と取り組んでいる基本分野の一例です。