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Faculty of Letters

文学部

歴史学科 仏教史学専攻

歴史学科 仏教史学専攻

仏教の歴史を知ることで人間とは? 仏教とは?
という本質的な問いを探究します

Focus 学びのPoint
仏教をひもとき、現代・将来における役割と可能性を考える
政治・思想・言語・美術など、多角的なアプローチで理解する
京都の地の利を最大限に活かした調査・研究活動を展開
広い視野で“自分らしい生き方”を考えられる教養と人格を育成

Curriculum カリキュラム

カリキュラム

講義紹介

仏教史学入門

仏教史を学んでいくうえでの基本的な智識を習得する。

仏教美術史

仏画・仏像・寺院建築などの観方について学ぶ。

西域仏教史

インドで成立した仏教が中央アジアに展開していく過程を学ぶ。

真宗史

親鸞から現代に至るまでの浄土真宗の歩みを歴史的に考察する。


Seminars ゼミ紹介

歴史学科 仏教史学専攻 中西 直樹ゼミ

中村 海瑠さん

固定観念からの脱却が歴史を紐解く鍵になる

中村 海瑠さん

歴史学科 仏教史学専攻 3年生(大阪府立長野高等学校 出身)

本ゼミのテーマは、近代における仏教の歴史です。自国だけでなく諸外国との関係や内実にも着目する必要があるため、歴史をより多面的に考える力が培われます。植民地時代の朝鮮と日本の僧侶の関係を研究するなかで当時の日記や寺院の記録を見ると、現地の人々すべてが日本に悪感情を抱いていたわけではないとわかります。多面的な視点に立つからこそ歴史への理解が深まるのだと知り、これまで私が抱いていた歴史観が変わることにおもしろみを感じました。

[ゼミで扱う学びの一例]

  • 僧尼令からみる日本古代の社会と仏教─飲酒条を手がかりに─
  • 行基の思想基盤について
  • 蓮如の教説と一向一揆
  • 池田光政の宗教政策と備前法華
  • 本願寺教団の護法論とその展開─島地黙雷を中心に─
  • 井上秀天の近代天皇制への視座─『新仏教』誌上の論説を中心に─
  • 梁武帝「断酒肉食」にみる六朝士大夫の仏教信仰
  • 舎衛城の神変に関する一考察─千仏化現表現を中心に─
  • 『三界経』とタイ仏教王権
  • アンベードカルと不可触民解放運動

※過去の卒業論文タイトルより

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