
仏教史を学んでいくうえでの基本的な智識を習得する。
仏画・仏像・寺院建築などの観方について学ぶ。
インドで成立した仏教が中央アジアに展開していく過程を学ぶ。
親鸞から現代に至るまでの浄土真宗の歩みを歴史的に考察する。
射場 誠さん
歴史学科 仏教史学専攻 4年生(大阪府立吹田東高等学校 出身)
平安時代前期の僧綱制度を研究対象にしています。仏教文化が開花した京都で学べる仏教史学に独自性を感じ、この分野を選びました。僧綱制度のなかでも、貞観期に定員を超えて僧綱の数が増加した現象に着目して検証を進めています。古文書や先行研究を読み解くうちに、同じ史料でも時代や研究者によって異なる解釈が存在すると知り、その違いを比較検討するおもしろさを実感しています。新たな視点から、仏教界の変化と社会変動との関係性に迫ります。
※過去の卒業論文タイトルより