
哲学の多様な諸問題について、自分自身で考察する力を養う。
倫理学の重要な諸問題を取り上げ、さまざまな角度から理論的に考察する。
社会思想史を、時代背景と政治史との連関のなかで理解することをめざす。
美と藝術をめぐる思想を考察し、その思想を現代において深める機会を提供する。
岡本 結芽さん
哲学科 哲学専攻 4 年生(兵庫県立加古川北高等学校 出身)
授業で西洋中世の哲学思想に強く惹かれ、ゼミではその時代を代表する神学者・哲学者であるトマス・アクィナスをテーマに、彼が説く「徳論」を研究。3 年次までの学びをさらに深めることができたと感じています。ゼミでは卒業論文を学生全員で討議するため、自分の研究分野以外の知識を得たり、新たな興味を発見することもできました。物事を深く広く考察することの大切さや、そのおもしろさを学べたことは、自分の大きな成長だと思っています。