- 教員氏名
- 道元 徹心 教授
- 専門分野
- 仏教学(天台学・叡山浄土教)
平安時代から鎌倉時代にかけての日本仏教の思想展開を中心に研究しています。日本仏教の祖師たちの多くが比叡山で修行し仏教を学んだことから、比叡山は「日本仏教の母山」と称されます。その比叡山を中心とした天台思想や叡山浄土教が後世どのように展開したかを中心に研究しています。
長い歴史を有する寺院の収蔵庫あるいは大学等の研究機関に収蔵された古い文献の調査研究に携わる機会が多くあり、平安時代の貴重な文献を直接手にして読むことがあります。古写本と云われる書物は「くずし字」で書かれており、それが解読できた時は楽しみに変わります。稀にこれまで世間に知られていなかった書物に出会うことがあり、その時の感動が研究上の魅力にもなっています。
仏教を専門としたのは、生まれ育った環境が寺院であったことが大きな要因だと思います。また大学時代に出遇った著名な二人の恩師による導きのお陰で、次第に今の専門に入ってきました。天台思想は円融思想が特色で非常に奥が深く、それが自身を引きつけてきた魅力でもありこの分野を選んだ理由だと考えています。