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Faculty of Letters

文学部

中西 直樹

中西 直樹

研究内容を教えてください。

日本仏教史、特に近代における仏教者・教団の動向を対象として研究しています。近代に入って、仏教者・教団がはじめた諸事業、学校教育・社会事業(社会福祉事業)・医療事業・海外布教・国際交流事業などに関心があります。また、仏教改革論の動向も対象としています。近年では、少年布教(仏教日曜学校)・女性布教(仏教婦人会)・青年布教(仏教青年会)や、工場布教・従軍布教・監獄布教などの特殊布教について調べています。

専門分野のおもしろさは何ですか。

近代における仏教者の諸活動・事業には明らかになっていないことが数多くあります。また、従来の研究では、一僧侶や、一宗派、特定の時期に偏ったものが多く、総体として近代における仏教の動向を問題とする研究は立ち遅れています。膨大な史資料に眼を通しながら、時代状況や社会との接点にも目配りしつつ、近代における仏教の全体像を明らかにすることは、現代社会における仏教の可能性を考える上でも、意義深いと感じています。

なぜその分野を専門として選ばれましたか。

学生時代は、平安浄土教を研究対象としていましたが、経済的事情で大学院に残ることを諦め、事務職員として京都女子大学に就職しました。その際、年史編集に関わったのが、近代仏教史を研究するきっかけでした。その後、九州の筑紫女学園大学に移り、ここでも百年史を手がけました。龍谷大学に来てからは、本願寺史の編集にも従事しています。与えられた仕事に取り組んでいるうちに、近代仏教史を専門とするようになったのです。

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