

「環境問題」「孤独・孤立」「多文化摩擦」「価値観の分断」・・・
現代社会は、物質的な豊かさだけでは解決できない課題が山積しています。
そうした社会課題への対応や、グローバル化が進むビジネス界などからは、
多様な価値観を理解し共生していく力=「宗教についての幅広い素養」を備えた
人材が求められています。
現代の社会課題はいずれも
「正解が一つではなく、利害や感情が絡み合う問題」として存在しており、
制度やルール、テクノロジーだけでは、「正しさの衝突」や排除・疲弊を招きます。
そうしたなかで仏教の教えは、社会課題と人間の行動を仲介する
OS(思考と行動の基盤)的な役割を担うことが可能です。
2027年4月、龍谷大学文学部は、2つの学科でこれまで築いてきた叡智を集約し、
現代社会の諸問題に、より直接的に取り組むことで、
今まで以上に本学の学びを社会へ貢献します。
長い歴史の中で人々の悩みや苦しみに向き合ってきた仏教には、これからの社会を生きるヒントがたくさんあります。
新たな仏教学科での学びで、あなた自身の問いと、社会の課題をつなげてみませんか。
国際社会と仏教、現代社会と仏教、文化と仏教などのテーマから、現代社会の諸問題を取り扱います。
現地を訪れ、海外の仏教について触れるとともに、日本とは異なる社会の中の仏教(宗教)について学びます。
フィールドワーク等で必要となる社会調査の基礎的な知識や手法を学びます。
親鸞が顕かにした浄土真宗の教義を探求します。
インドに発祥し世界の諸地域に及ぶ仏教の多様な展開を学修します。
ビジネス、教育、福祉、国際関係など幅広い業界で活躍可能です。
宗教学の素養を持った、多様な価値観を理解し、共生していく力を備えた人材は幅広い分野での活躍が期待されます。
キーエンス/村田製作所/関西電力/良品計画/阪急電鉄/京都銀行/一条工務店/サイバーエージェント/学校教員/公務員/国際機関/医療/福祉関係/僧侶/宗教関係 など

取り扱う学びに新たに「無形文化遺産学」が加わります。
有形文化財・無形文化財(民俗文化財を含む)を取り扱う、総合的な文化遺産学に発展させます。
建造物、美術工芸品、考古資料といった「形のある」文化財を対象に、その価値を明らかにし、守り、未来へ伝えていくための学問です。
発掘調査を行い、出土品から当時の生活や技術を推測します。
古文書の解読や様式比較を通じて、製作年代や背景にある社会情勢を研究します。
化学や物理の視点から、素材(木材、金属、顔料など)の劣化原因を究明し、最適な保存環境や強化剤を研究します。
形のない「わざ」や「こころ」、そしてそれらを保持する「人」や「コミュニティ」を対象とする学問です。
その芸能がいつ、誰によって、どのような社会情勢の中で誕生し、発展したのかを明らかにします。
社会や地域に受け継がれてきた文化や生活様式の伝承などについて研究します。
既存の考古学、文化財科学、美術史学に加え、民俗学なども含まれる無形文化遺産学を新設。
モノ(有形)中心の学びから、工芸技術・儀礼・伝統・習俗などの無形文化も含めた体系的な学修が可能になります。
遺物や遺構から、文字の無い時代の歴史や、当時の人々の暮らしを解き明かします。
美術品をとおして、歴史・文化・時代の変遷の理解を深めることで、人間そのものを知り、多様な価値観を養います
科学の知識を用いて、文化財を分析・研究し、将来に伝え残す方法と技術を学びます。
形のない「わざ」や「こころ」、そしてそれらを保持する「人」や「コミュニティ」などの、人間そのものが受け継いできた宝物を未来へつなげることについて学びます。
文学部のキャンパスがある京都は、研究対象となる寺社・仏閣を中心とした文化遺産・文化材の宝庫です。
そのした特色を活かし、遺跡や寺院などへのフィールドワークをとおして本物に触れることで、文化遺産の歴史を解き明かします。

歴史学科文化遺産学専攻では、特色ある講義をとおして、現代までに引き継がれた文化遺産を将来に残して活用する技術と方法を実践的に修得します。
考古学・美術史・文化財科学・無形文化遺産学の分野のゼミから研究テーマの学びを深めます。
遺跡や出土品から考古学の実践的技術と分析方法を学びます。
キャンパス内にある最新の設備をつかって、文化遺産学に用いる調査機器やソフトの扱い方を、実践をとおして学びます。

専攻の学びを以下の2コース制に再編し、広大なユーラシア地域の歴史をきめ細かに学びを深めます。
ユーラシア地域の歴史だけではなく、地域の考古学、美術史の学びも加わり、多彩な学びが展開されます。
歴史学科東洋史学専攻では、地中海世界から東アジアまで世界史を視野に入れた広範なユーラシアが学びのフィールドです。
シルクロードからもたらされた、極めて貴重な資料を活用し、ホンモノに触れた学びと研究を展開します。




広大なユーラシア大陸で生まれた文明の足跡を、遺跡や美術作品を手がかりに、シルクロードに代表される文化交流や人々の暮らし・技術・美意識の広がりを学びます。