Need Help?

Faculty of Letters

文学部

2027年4月
 新たに始まる、文学部の3つの学び

新たな学び、3つのポイント

Focus1 現代社会の課題を新たな視点で学ぶ。仏教学科 社会応用領域を設置。

Focus2 「モノ(有形文化遺産)」と「ワザ(無形文化遺産)」を総合的に学ぶ。
歴史学科 文化遺産学専攻 

Focus3 地中海から東アジアまで、世界の歴史を幅広く学ぶ。歴史学科 東洋史学専攻。

Focus1現代社会の課題を新たな視点で学ぶ。仏教学科 社会応用領域を設置。

仏教的思考を社会のOSに

「環境問題」「孤独・孤立」「多文化摩擦」「価値観の分断」・・・
現代社会は、物質的な豊かさだけでは解決できない課題が山積しています。
そうした社会課題への対応や、グローバル化が進むビジネス界などからは、
多様な価値観を理解し共生していく力=「宗教についての幅広い素養」を備えた
人材が求められています。

現代の社会課題はいずれも
「正解が一つではなく、利害や感情が絡み合う問題」として存在しており、
制度やルール、テクノロジーだけでは、「正しさの衝突」や排除・疲弊を招きます。
そうしたなかで仏教の教えは、社会課題と人間の行動を仲介する
OS(思考と行動の基盤)的な役割を担う
ことが可能です。

真宗学科・仏教学科を統合し、
新たな「仏教学科」へ

2027年4月、龍谷大学文学部は、2つの学科でこれまで築いてきた叡智を集約し、
現代社会の諸問題に、より直接的に取り組むことで、
今まで以上に本学の学びを社会へ貢献します。

Focus1
社会課題を新たな視点で学ぶ。
仏教学科 社会応用領域を設置。

長い歴史の中で人々の悩みや苦しみに向き合ってきた仏教には、これからの社会を生きるヒントがたくさんあります。
新たな仏教学科での学びで、あなた自身の問いと、社会の課題をつなげてみませんか。

社会とつながる仏教の学び
―新たな仏教学科の3つの領域―

1.仏教学科 社会応用領域

学びのポイント

  • 社会課題に視点から取り組み、新たな価値を創造します。
  • 現代社会の諸問題を「国際社会」「医療」「文化」等をキーワードに学びます。

【学びで取り組む社会課題の例】

  • オーバーツーリズム
  • 生命倫理(バイオエシックス)
  • 地域コミュニティの過疎化
  • コミュニケーションの希薄化

Course 講義紹介

「国際社会と仏教」特殊講義

国際社会と仏教、現代社会と仏教、文化と仏教などのテーマから、現代社会の諸問題を取り扱います。

「社会と仏教」特殊講義

ハワイ研修・台湾研修(構想中)

現地を訪れ、海外の仏教について触れるとともに、日本とは異なる社会の中の仏教(宗教)について学びます。

ハワイ研修・台湾研修(構想中)

社会調査系科目

フィールドワーク等で必要となる社会調査の基礎的な知識や手法を学びます。

社会調査系科目

2.仏教学科 真宗領域

親鸞が顕かにした浄土真宗の教義を探求します。

学びのポイント

  • 親鸞の教えをとおして人間として"生きる"ことの意味を探求します
  • ゼミを中心に、教員と学生が一体となって学びます
仏教学科 真宗領域

3.仏教学科 仏教領域

インドに発祥し世界の諸地域に及ぶ仏教の多様な展開を学修します。

学びのポイント

  • アジア各地の仏教の思想と文化を幅広い視点で学ぶ
  • 文化財やデジタル技術をとおして学ぶ多様な講座
仏教学科 仏教領域

想定される就職先

ビジネス、教育、福祉、国際関係など幅広い業界で活躍可能です。
宗教学の素養を持った、多様な価値観を理解し、共生していく力を備えた人材は幅広い分野での活躍が期待されます。

【具体的な就職先】

キーエンス/村田製作所/関西電力/良品計画/阪急電鉄/京都銀行/一条工務店/サイバーエージェント/学校教員/公務員/国際機関/医療/福祉関係/僧侶/宗教関係 など

Focus2「モノ(有形文化遺産)」と「ワザ(無形文化遺産)」を総合的に学ぶ。歴史学科 文化遺産学専攻

Focus2
「モノ(有形文化遺産)」と「ワザ(無形文化遺産)」を
総合的に学ぶ。歴史学科 文化遺産学専攻

取り扱う学びに新たに「無形文化遺産学」が加わります。
有形文化財・無形文化財(民俗文化財を含む)を取り扱う、総合的な文化遺産学に発展させます。

総合的な文化遺産学を展開

NEW

有形文化遺産学

有形文化遺産学

建造物、美術工芸品、考古資料といった「形のある」文化財を対象に、その価値を明らかにし、守り、未来へ伝えていくための学問です。

考古学

発掘調査を行い、出土品から当時の生活や技術を推測します。

歴史学・美術史

古文書の解読や様式比較を通じて、製作年代や背景にある社会情勢を研究します。

保存科学

化学や物理の視点から、素材(木材、金属、顔料など)の劣化原因を究明し、最適な保存環境や強化剤を研究します。

無形文化遺産学

無形文化遺産学

形のない「わざ」や「こころ」、そしてそれらを保持する「人」や「コミュニティ」を対象とする学問です。

文化史・芸能史

その芸能がいつ、誰によって、どのような社会情勢の中で誕生し、発展したのかを明らかにします。

民俗学

社会や地域に受け継がれてきた文化や生活様式の伝承などについて研究します。

動画で文化遺産と向きあう学びを
覗き見しよう!

1.考古学・美術史・文化財化学・無形文化遺産学の4分野を体系的に学ぶ

既存の考古学、文化財科学、美術史学に加え、民俗学なども含まれる無形文化遺産学を新設。
モノ(有形)中心の学びから、工芸技術・儀礼・伝統・習俗などの無形文化も含めた体系的な学修が可能になります。

考古学

考古学

遺物や遺構から、文字の無い時代の歴史や、当時の人々の暮らしを解き明かします。

美術史

美術史

美術品をとおして、歴史・文化・時代の変遷の理解を深めることで、人間そのものを知り、多様な価値観を養います

文化財化学

文化財化学

科学の知識を用いて、文化財を分析・研究し、将来に伝え残す方法と技術を学びます。

無形文化遺産学

無形文化遺産学

形のない「わざ」や「こころ」、そしてそれらを保持する「人」や「コミュニティ」などの、人間そのものが受け継いできた宝物を未来へつなげることについて学びます。

2.遺跡や寺院などのフィールドワークをとおして実践的に学ぶ

文学部のキャンパスがある京都は、研究対象となる寺社・仏閣を中心とした文化遺産・文化材の宝庫です。
そのした特色を活かし、遺跡や寺院などへのフィールドワークをとおして本物に触れることで、文化遺産の歴史を解き明かします。

遺跡や寺院などのフィールドワークをとおして実践的に学ぶ

3.「学ぶ」「残す」「活かす」「体感する」 特色ある講義

歴史学科文化遺産学専攻では、特色ある講義をとおして、現代までに引き継がれた文化遺産を将来に残して活用する技術と方法を実践的に修得します。

Course 講義紹介

文化遺産学演習

考古学・美術史・文化財科学・無形文化遺産学の分野のゼミから研究テーマの学びを深めます。

文化遺産学演習

考古学実習

遺跡や出土品から考古学の実践的技術と分析方法を学びます。

考古学実習

文化財実習

キャンパス内にある最新の設備をつかって、文化遺産学に用いる調査機器やソフトの扱い方を、実践をとおして学びます。

文化財実習

Focus3 地中海から東アジアまで、世界の歴史を幅広く学ぶ。歴史学科 東洋史学専攻。

Focus3
地中海から東アジアまで、世界の歴史を幅広く学ぶ。
歴史学科 東洋史学専攻。

専攻の学びを以下の2コース制に再編し、広大なユーラシア地域の歴史をきめ細かに学びを深めます。
ユーラシア地域の歴史だけではなく、地域の考古学、美術史の学びも加わり、多彩な学びが展開されます。

1.広大なユーラシアの学びを2つのコースで展開

歴史学科東洋史学専攻では、地中海世界から東アジアまで世界史を視野に入れた広範なユーラシアが学びのフィールドです。

ユーラシア西部地域コース

ユーラシア西部地域史コース

【学びのテーマ(例)】

  • ヴィジャヤナガル王国トゥルヴァ朝期のナーヤカについて ーアーンドラ地方南部においてー
  • ガージャール朝期における女性のコム参詣
  • マムルーク朝後期におけるワクフの活用と宗教施設について
  • ムワッヒド朝の支配階級とその構成をめぐる一考察
ユーラシア東部地域コース

ユーラシア東部地域史コース

【学びのテーマ(例)】

  • 三国志_曹操とその時代について
  • チンギス・ハンの西方遠征と中央ユーラシアの商業ネットワーク
  • 隋唐時代におけるソグド人とその活動
  • イスラーム帝国とペルシア人
  • 江戸時代の日本と北東アジア

2.新たな学びとして「ユーラシア地域の考古学・美術史」が加わります

シルクロードからもたらされた、極めて貴重な資料を活用し、ホンモノに触れた学びと研究を展開します。

李柏尺牘稿(重要文化財)
はくせきとく稿こう(重要文化財)
西城長史に任命された李柏が国王に宛てた手紙の草稿で、
4世紀に書写されたとされる資料です。
紙と墨によって筆記され首尾完結した書状としては最古級のものであり、古代中国の文書様式を明らかにした資料として、
国の重要文化財に指定されました。20世紀初頭の大谷探検隊がもたらした文物の一つです。

デルゲ版チベット大蔵経
デルゲばんチベット大蔵経だいぞうきょう

ウイグル語訳天地八陽神呪経
ウイグルやくてんはちようしんじゅきょう

伏羲女媧図D本
伏羲ふくぎ女媧じょかDほん

3.特色ある講義

Course 講義紹介

ユーラシアの考古学・美術史

広大なユーラシア大陸で生まれた文明の足跡を、遺跡や美術作品を手がかりに、シルクロードに代表される文化交流や人々の暮らし・技術・美意識の広がりを学びます。

美術史