日本近代文学研究の方法について学ぶ。
古典文学の写本を読む。
江戸時代後期の本と芸能を素材に、情報の拡がりについて学ぶ。
日本語学史のなかでも、特に外国人による日本語研究について学ぶ。
酒井 さくらさん
日本語日本文学科 3年生(京都府 京都市立紫野高等学校 出身)
3年次のゼミ活動は、一つの作品に対する注釈や先行論文の分析を行い、最終的に一本の論文を書き上げることを目標としています。注釈は多様なテーマから文学作品を分析できるため、多岐にわたる研究分野をさまざまな視点から探究できます。そうした過程で私は、大江健三郎著の「死者の奢り」を取り上げ、すべての人間が平等に迎える「生と死」の新しい解釈を生み出したいと考えました。自らが探究しなければ得られない発見に向け、主体的に学びを深めています。