
日本近代文学研究の方法について学ぶ。
古典文学の写本を読む。
江戸時代後期の本と芸能を素材に、情報の拡がりについて学ぶ。
日本語学史のなかでも、特に外国人による日本語研究について学ぶ。
長屋 心優さん
日本語日本文学科 3年生(大阪府 相愛高等学校 出身)
3年生の近代文学ゼミでは、ゼミ生全員が同じ文学作品を読んで議論します。2024年度は稲垣足穂の『星を売る店』を取り上げました。作品に対する注釈や先行研究の分析を通じて、足穂の芸術主義的な側面などが見えてきます。他のゼミ生と議論するなかで、文学作品を多角的にとらえられるようになりました。卒業論文では村上春樹『1973年のピンボール』の比喩表現に着目し、ピンボールと主人公「僕」の心理描写から解釈の可能性を探っていきます。