
大学生や社会人に必要なスキル「聞く力」「考える力」「議論する力」「調べる力」「読む力」「書く力」を基礎から学び、修得をめざす。
仏教が世界各地の美術、建築、文学、そして生活文化に与えた影響を学び、仏教文化研究の基礎となる知識を身につける。
世界各地における仏教の現状と、社会課題への取り組みを学び、仏教の現代的意義を探究するための基礎を築く。
修験道の修行実習や仏像制作のワークショップをとおして、体験に裏付けされた見方や理解を修得することを目的とする。
津村 緒利香さん
仏教学科 3年生(鳥取県立倉吉東高等学校 出身)
物事への執着や精神的な苦悩に悩む現代人に向き合うため、「仏道実践の諸相」について研究を進めています。修行者たちの仏道実践の内実を知り、その過酷さに驚かされる一方で、現代人の精神的苦悩との共通点が見えてきました。比叡山延暦寺での実地見学は、仏道への理解を深める貴重な機会となりました。卒業論文では「補陀落渡海」をテーマとし、執着からの解放という教えが、現代人の生き方にどのような示唆を与えるのかを探っていきます。