大学生や社会人に必要なスキル「聞く力」「考える力」「議論する力」「調べる力」「読む力」「書く力」を基礎から学び、修得をめざす。
アジア諸地域で育まれた多様な仏教美術の世界に触れ、仏教美術に対する基礎的な知識、研究方法を身につけることをめざす。
インドを始めとするアジア各地の仏教の歴史と文化を学び、仏教の現代的意義とは何かを考える。
修験道の修行実習や仏像制作のワークショップをとおして、体験に裏付けされた見方や理解を修得することを目的とする。
永島 光梨さん
仏教学科 3年生(大阪府 帝塚山学院高等学校 出身)
仏教界のジェンダー問題や女性問題に関心があり、現在は「日本の歴史における女性の位置づけ」を研究しています。歴史上、女性はどのような社会的役割を担ってきたのかを紐解くことは、時代を越えて現代にも深く通じるテーマだと考えます。仏教を専攻しているというと古い考え方を学ぶと思われがちですが、仏教の考え方は現代人の悩みや社会課題の解決にもつながります。私はアメリカンフットボール部のマネージャーをしていますが、チームでは正に『利他』の教えを実践しています。それが結局は『自利』につながることも実感できます。