
文化遺産とは何か? その特徴と守り・伝える意義を学ぶ。
考古学・美術史・保存修復学・文化財行政学の4分野のゼミから研究テーマの学びを深める。
遺跡や出土品から考古学の実践的技術と分析方法を学ぶ。
文化遺産学に用いる調査機器やソフトのつかい方を実践で学ぶ。
松尾 野々花さん
歴史学科 文化遺産学専攻 4年生(大阪府 四天王寺高等学校 出身)
中高時代の歴史の授業をとおして文化財に興味をもったことをきっかけに文化遺産学の道を選び、現在は文化遺産の塗装彩色材料を科学的に分析しています。現在取り組んでいる調査では、科学機器を用いた分析をとおして、時代によって変化する塗装彩色材料の変遷を明らかにしました。特に文化財科学は文理の垣根を超えた新興分野です。今後は大学院でさらに研究を深め、科学的なアプローチから文化財の保存と継承に貢献していきたいと考えています。
※文化遺産学が関係する分野は多岐にわたります。これは各ゼミ担当教員が学生と取り組んでいる基本分野の一例です。