龍谷大学は1639(寛永16)年に西本願寺境内で創設された学寮を起源としており、その発祥の地が現在の大宮キャンパスです。
1879(明治12)年に竣工された大宮キャンパスのシンボル的建物。1992(平成4)年から5年の月日をかけて全面解体修復が行われました。洋風建築の技術が日本に浸透する以前の建物で、木造部分は、ほぼ日本の伝統的な技術を使った「擬洋風建築」。石の柱が立ち並び、一見、石造や煉瓦造のような印象を与えますが、実際は石材が柱等の木部に貼り付けられています。明治初期の建築文化を伝える貴重な遺構です。
本館2階北西にある部屋で、1880(明治13)年に明治天皇行幸の折に利用されました。カーペットやカーテン等も当時を忠実に再現しています。
本館、南黌・北黌、正門、旧守衛所等、歴史的建造物が建ち並ぶ景観が好まれ、映画やドラマの撮影にもよく利用されています。
音響設備の整っていなかった時代、毎授業開始・終了時に守衛が鳴らしていたチャイム。今も旧守衛所の上から、大宮キャンパスを眺めています。
大宮キャンパスを彩る大銀杏は、明治初期にはすでに大木だったそう。以来ずっと学生たちの姿を見守っています。
1879(明治12)年に竣工された大宮キャンパスのシンボル的建物。1992(平成4)年から5年の月日をかけて全面解体修復が行われました。洋風建築の技術が日本に浸透する以前の建物で、木造部分は、ほぼ日本の伝統的な技術を使った「擬洋風建築」。石の柱が立ち並び、一見、石造や煉瓦造のような印象を与えますが、実際は石材が柱等の木部に貼り付けられています。明治初期の建築文化を伝える貴重な遺構です。
大小2種類の石柱と優美な意匠の鉄製の扉からなる正門も、重要文化財に指定されています。石柱の上には和風の飾り石が施され、和洋それぞれの意匠が溶け合った姿をしています。鉄扉の部分は、日本の軍艦等を造っていたイギリスのアームストロング社製。現在はレプリカで、本物は東黌内に展示されています。
情報メディア棟・研究棟として、2009(平成21)年に竣工された新校舎。マルチメディア講義室や情報処理実習室、情報メディアセンターを配置し、情報メディアを活用した情報リテラシー教育の場として活用されています。
西本願寺に通じる北小路からは、国宝の唐門を観ることができます。伏見城から西本願寺に移築されたもので、華やかな極彩色の意匠が目を惹きます。
学部生活の窓口。深草・大宮あわせて約20名のスタッフが、あなたの学修・学生生活を全力でサポートします。なかには常連になる学生も。
清和館1階の食堂では、多彩なメニューが提供され、大宮キャンパスの学生たちが利用しています。地下1階の書籍部と購買部では、書籍や文房具、飲食物等を販売しています。
何といっても豊富な蔵書が魅力。歴史ある図書館ならではの資料がそろっており、日々の学習に役立ちます。また、図書だけでなく、さまざまなデータベースも利用できます。館内はシックな雰囲気で、集中して学習できるように工夫されています。また、教授や大学院生も利用されていますが、その姿に刺激されることもあります。多くの図書が置いてあるので、面白い図書との思わぬ出合いも大宮図書館の魅力だと思います。
清水 真奈美さん
日本語日本文学科 3年生
(大阪府立交野高校 出身)